ブログや絵板のログです。


私が愛してやまないワールドネバーランド2というゲームで、幻水4の美青年ズ他を適当に作って、移住させて遊んでいるデータがあります。
PCはハーヴェイです。

※正直いって、やりすぎた感がありますので、ヘルムート好きさんは見ないようにして下さいませ;

■イムに恋する美青年


「イム争奪戦っつうのに優勝すれば、イムが飼えるんだってさ」
「…別に飼いたくないんだが…」
「あと、『ふしぎなもの』っていうやつを飲めば、一瞬だけイムになれるんだってよ」
「!?」
「確かこの間シグルドが作ってた気がするけど、持ってきてやろうか?」
「い、いらん!」
「遠慮するなよ」
「してない!」

とかなんとかいって、お腹の触り心地が気にいって(きっと弾力があって気持ちいいと思います)、のらイムを餌付けしてると可愛いかもしれないとふと思いました。

(がちゃ←扉を開けた)
「おーい、ヘルムート、遊びに来た…ぞ…?」


…。



暫くイムをもふもふしながら暮らしていたのですが、無常にものらイムに逃げられてしまいました。


訳『テコン岩石が俺達を呼んでるぜ』

打ちひしがれるヘルムートさん。


イムに失恋してしまったヘルムートさん。傷はきっと深いことでしょう。
暫くは何事もなかったかのように振る舞い、生活しておりました。

が、しかし、やっぱりイム(の腹)への想いを捨てられません。


そこで、恥を忍んで海賊達に聞いてみます。

「イムの住んでる場所?」
そう言って首をかしげたのはシグルドさんです。

(…こいつって)
「確かのらイム達はナーガの館をねぐらにしていることが多いと聞きましたが」
「…そうか、分かった」

ヘルムートさんはそれだけ言うと足早にその場を去りました。

残された海賊達のうち、シグルドさんは相変わらず首をかしげ、ハーヴェイはなにやらため息をついています。


「それにしても、なぜあんなことを? イムと何かあったのだろうか」
「…聞いてやるな」
「??」

※諸事情により、シグルドさんは顔を出せません。ご了承ください。



ヘルムートさんはシグルドから聞いた話の通りナーガの館を訪れました。


ナーガの館は薄暗くひっそりと静まり返っています。

そこに映った3つの影。

訳『食い物、持ってきたか?』

のらイム達です。



ヘルムートさんは、これ以上のない笑顔で彼らの傍まで駆け寄ると、彼ら(のお腹)を思う存分抱きしめました。



そして、それから。

ヘルムートさんはのらイム達をもふもふしながらナーガの館で残りの人生を過ごしたそうです。


訳『早く食い物くれよ』

めでたしめでたし?






『ショルグ長がどれほどのものかお手並み拝見だな』

いつかこんな試合が見られたらいいなぁ。