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強くて、大好きだったおじいちゃん。僕の自慢のおじいちゃんだった。

ユークリッド「おじいちゃん、ずっとずーーっと長生きしてね」
ズーク「そうだな、お前が成人するまでは、な」
ユークリッド「おばあちゃんもだからねっ!」
ネープルス「ふふ、そうねえ……ユークリッドの晴れ姿は見ないとね」

そう、約束してくれたのに……

ターラ「ユークリッド、おじいちゃんはね、ワクトの元に行ってしまったのよ……」
エヴァン「一緒に、送ってやろう、な?」

おじいちゃんの嘘つき…僕が成人するまでいてくれるって言ったじゃないか。
どうしてワクトの元になんて行っちゃうの?
いなくなるなんてやだっ!そんなの嫌だよっ!おじいちゃん、おじいちゃん…っ!!





………今のは……夢?
まだ俺が子供だった頃……まだじいさんとばあさんが生きていた頃の。
この後、じいさんが亡くなったわずか3日後に、ばあさんも後を追うように息を引き取ったんだっけ。

……二人とも、今はワクトの元で幸せに暮らしているのかな?




 

祖父と孫というのは、とても、好きな組み合わせなのです。
多分恋人同士や夫婦と同等くらいに。私がおじいちゃん子だったからかも…