翠玉の鎮魂歌、あとがき

 ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
 メインデータの6代目カムルでのプレイ当時から何年もずーっと温めていたものだけに恥ずかしいやら、ほっとするやら、嬉しいやら。とにもかくにも完結できて良かったと心から思います…! 妄想物語ですが、こうして何かしらの形にして、皆様に読んでいただく場があるということは素晴らしいことだなあと。

 「あとがき」というのは簡潔にしておいたほうが良いとは分かっているものの、多分説明いれないと分からないと思うので、書いておきます。
 結局、どういうことかといいますと…。こういうことになります。

 一、本国でリヤ&コマンチとの子供がミストだけで打ち止め。それは淋しい。
 二、ということで、コマンチの養子パスを取って、別のデータを作ってリヤ&コマンチを結婚して、レグルスとサプラという双子を作成。
 三、そして、次のPCとしてレグルスを本国に迎え、養子にした。
 …実はそのことを書いたお話です。え、たったそれだけなの?と思われた方、返す言葉もございません(^^;

 でも、ワーネバ的にはよくあることではあるけど、実際はとってもファンタジー。まさにパラレルだよなー、とずっと思っていて、じゃあ、それを題材にして書いてみるのもいいかもと思ったのがきっかけです。折角ですので、コマンチの両親、お気に入りのNPC年の差夫婦のコブラ&リサネーラとも絡めてみよう!と別テーマとして『親子』というのももうけてみた次第。コブラ氏の心情なんて、ホントもういっぱいいっぱいでした…。偽老人でごめんなさい。
 リヤではなくて、コマンチ視点なのはレグルスとサプラを作ったデータでは実際に彼のほうを動かしていたからです。NPCをメインで動かしたのはこの時が最初だったのでとても楽しかったです。
 しかし、コブラもそうだけど、コマンチもメインキャラにするには微妙な名前だよなー(苦笑)。

 つたないものではありますが、感想など頂けると喜びます^^ それでは、改めましてここまで読んでいただきましてありがとうございました。


■人物紹介

コマンチ・ナガツキ:コブラ&リサネーラの息子。本国での性格はまじめ。

コブラ・リード:コマンチの年老いた父。30を過ぎてから結婚。コマンチの成人を看取った後に死去。
リサネーラ・リード:コマンチの母。14も年上のコブラを置いて早世。

リヤ・ナガツキ:7代目PC。コマンチ亡き後は年下の男性と再婚。詳しくは記録参照。
ミスト・ナガツキ:メインデータでのリヤ&コマンチの長女。おしゃべり。
レグルス・リード:別データでのコマンチ&リヤの子供。双子の兄。後に8代目PCになった。
サプラ・リード:別データでのコマンチ&リヤの子供。レグルスの双子の妹。
デボラ・ラブ:コマンチの元恋人。後にリヤの伯父シーブルと結婚した。

エルウィン・ナガツキ:コブラ&リサネーラ夫婦に石を渡した当時の議長。5代目PC。
クラリス・クレール:もう一つの世界でのコブラの再婚相手。サブデータの3代目PC。

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